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自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

【まとめ】宗教の社会学 ~神から人への哲学と、資本主義のための勤労や動機【23】

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まとめ23 宗教の社会学 ~神から人への哲学と、資本主義のための勤労や動機

このまとめの要旨

宗教によって価値観が与えられるということを社会学から捉え直し、また近代哲学では逆にそうした宗教的な基礎づけから脱出することによって乗り越えていったのだけど、意外とこうした宗教的動機は科学や資本主義の成立にも貢献していて、一筋縄ではいかない関係性を示していますね、というようなお話のまとめ。

 

書いたものの一覧

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人々に価値観を与える宗教も、そうした側面を宗教というだけでなく社会学からも検証してみたものもあって、そのひとつにデュルケームという人の社会学があります、ーというようなお話。

 

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デュルケームの社会学で宗教がどのように扱われてどんな考え方を生み出したのか、と言った時、集合表象っていう面白い考え方を出したんですよ、ーというようなお話。

 

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デュルケームは人間の物事の認識は社会から与えられていて、それによって人々は社会通念に従った考え方をして生きていくようだ、といったようなことを考えたらしい、ーというようなお話。

 

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しかしそうした社会から与えられた価値観っていうものは、デュルケームよりもっと前の近代哲学の出発点の時点でデカルトが疑ったもののひとつなんじゃないかな、ーというようなお話。

 

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デカルト以前はキリスト教が基本思想だったので、なにごとも神様によって基礎づけられていたけど、それを転換してこの私によって何事も認識されているのではなかろうか、と考えたようだ、ーというようなお話。

 

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そのためデカルトは自我の発見者として歴史的に有名で、我思う ゆえに 我あり という言葉も残したけど、そのためにはあらゆるものを疑いまくった結果としてそう考えられた、ーというようなお話。

 

 

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そして疑うものの代表としてデカルトと同じように近代哲学の出発点となったベーコンの4つのイドラ(臆見)というものがあって、こんなかんじなんですよ、という紹介をしてみた、ーそんなお話。

 

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でもデカルトとデュルケームの考え方は対立してるように見えるけど、実は認識の順序によってその段階が変わっているだけで、案外どっちもまちがってないのかも、ーというようなお話。

 

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そしてデカルトが疑いつくしたという考えるための方法があって、それは簡単に言えば分けて考えるってことなんだけど、それによってデカルトはあらゆるものを考えつくせた、と豪語したほどだから、私たちもせっかくなので利用してみましょうね、ーというようなお話。

 

 

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デカルトの転換点として重要だったものののひとつは自然に対する考え方にあって、それまで自然は神さまによって作られた被造物だったので神意がありえたけど、デカルトは空間を数学的に捉えて物も単に空間に位置するもの、としたもんだから、自然世界から宗教的意義を切り捨てちゃったんだよ、ーというようなお話。

 

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そのため自然っていうとのは単なる物と化してしまって、代わりに客観的に捉えることも可能になってきましたね、ーというようなお話。

 

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そして自然世界が単なる空間と位置でしかなくなってしまったために、神さまの作ったものであるという意義まで失われてしまいましたとさ、ーというようなお話。

 

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けど面白いもんでそうした空間の数学化によって遠近法も現れ、芸術にも大きな影響を与えて発展した、ーというようなお話。

 

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しかしニュートンはまだ神の意図を信じていて、それを知りたくて自然世界を研究しようとして宗教とまったく対立しそうな科学(物理学)を生み出したという、ちょっと変わったねじれた関係があるんですよ、ーというようなお話。

 

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そしてこんな宗教的な動機によるねじれた関係によって、まったく真逆な合理的なものが生み出された例として、ウェーバーは近代資本主義の誕生を捉えたのでした、ーというようなお話。

 

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それはどういうことかといえば、宗教的な熱心さによって働きまくることによって、お金を稼いでも遊ばずにそのお金を仕事に回すことによってさらにまたより働く、という循環を起こすことによって経済が高速回転したから近代資本主義が生まれたのだ、ーというようなお話。

 

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これがお金稼いで余生を遊び暮らすことと大きな差になって資本主義というものが発展していった、ーというようなお話。

 

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そうした宗教的な動機をエートスと呼ぶのだけれど、日本がなんで資本主義をそれなりに自力で生み出せたのかといえば、日本の武士階級にエートスを持ち合わせた層がいたかららしい、ーというようなお話。

 

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でも宗教的な動機といってもそれはプロテスタントカルヴァン派のものであって、それは勤労の精神と共に予定説というものがあって、天国に行けるかどうか最初から決まっているという考え方なのだけど、それゆえに生きている間に出来ることをがむしゃらにおこなう、という逆転した行為が起こったらしい、ーというようなお話。

 

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しかしエートスを持つ層というのは中々勝手に生まれてくるわけではなく、基本的に農業中心の世界の価値観で伝統的に生きてきた中から産業的な合理化された価値観を持って世の中自体を変えていかなくちゃいけないからとても大変で、そう当たり前に出来もしなかったらしい、ーというようなお話。

 

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しかし資本主義はなにもエートスだけによって生まれたと考えられるわけでもらなくって、アダム・スミスは分業こそが大量生産を可能にしたからだ、と考えた、ーというようなお話。

 

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またウェーバーの同僚だったゾンバルトは、逆に贅沢することによってお金使いまくるから資本主義は発展したんだ、と考えた、ーというようなお話。

 

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勤労と贅沢は対立する考え方のようだけど、資本主義の生まれる時と出来上がった後での必要な態度の差なのかも、ーというようなお話。

 

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