日々是〆〆吟味

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

文明の接触 〜横の場合と縦の場合

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文化の接点が頻繁に起こるためには移動が可能でなくてはいけません。ですからユーラシア大陸というのは歩いて渡り行けることが不可能ではない場としてある、と考えれば、なぜ文明が大陸に存在するのかもわかる気がしますね。

 

まず最初に四大文明のような文明圏が存在していたとして、しかしどことも接触しなければ孤立して発展していったでしょう。おそらく旧アメリカの文明圏、マヤやインカといった文明は、大西洋という巨大な断絶点を持っていますから、まず他文明との頻繁な接触はなく独自に発展し残っていったのではないでしょうか(アメリカの古い文明圏については何も知りませんので、確証はありません)。もしかしたら古代の時点ではユーラシア大陸の文明圏と比べても劣っていなかったかもしれません。しかしアメリカ大陸で保存され孤立していた文明は、近代化したヨーロッパの文明器具には手も足も出ませんでした。結果スペインが滅ぼしてしまいました。

 

もしかしたら独自の文明圏を築き文化も発展させ自力で古代基準で高水準なものに達していたのかもしれませんが、他文明との接触がないためにそこから先へ行くことがなかったのかもしれません。そもそもその必要がないですしね。古代基準で高水準であるとしたら、前提の古代基準が変わらない限り自分たちは高水準ですからね。私たちがSF的世界観から見て未開地だと言われたって自覚できませんからね。

 

そういえばどこかで未開部族は新しい文明を前にして、自分たちのやり方を選んで去っていった者たちだ、と述べていた方がいた覚えがあります。その結果歴史から取り残されてしまったかもしれませんが、自分たちの世界は守ったのかもしれませんね。しかしそれが可能であったのは、去れる場所があったからかもしれません。近代化は世界から余白を奪い去ってしまったので、結果新しいやり方=文明を否定した人達は居場所を失い人々の前に引き摺り出されたのかもしれません。

 

こうして考えてみますと、文明化されている地域では中々逃げ場がなく大変なのかもしれません。ユーラシア大陸にも様々な民族がいるかと思いますが、きっと未開部族みたいな真似をする事は難しいのではないでしょうか。逃げても逃げても、大陸の端々で大国と大文明が存在しています。そのため自分たちで培ったものを自分たちだけで守っていく事は困難極まりなかったのではないでしょうか。そしてそうした大陸を蠢くしかない人々を結びつけていくためのものとして仏教やキリスト教、イスラームといった宗教、および大思想が存在し、背景を成していたのかもしれませんね。

 

そしてそうした大思想を求め必要とするのも、個々の人間集団の移動と接触、と同時に協力や迫害のためかもしれません。未開部族のように逃げ場がない以上、大陸の中で発展する文明圏と共にいなければならないわけです。文明自体も接触し刺激を受けるかもしれませんが、その中にいる具体的な人々も自分たちを支える何かがなければならないわけですね。と同時に自らの文明圏を体現する国や帝国も、自らを補強していくために思想や文化を生み出していくのかもしれません。

こうした個々人から発するものと、既に成立した文化や制度とが混ざり合って一つの文明圏が成り立っているのかもしれませんね。この場合は地理上による横の接触ではなく、縦の接触になるでしょうか。

 

 

 

…なんか、実は久しぶりに書いたためか、何が書きたいのかよくわからない文章になってしまっている気がします。手直ししてもよくなりません。申し訳ありません。

 

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