日々是〆〆吟味

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

社会

思想の違いと相手への理解 〜一流は立場の異なる一流も受け入れる、かな

思想的立場の違いと理解 保守や左翼の共通点と相違点 〜社会批判と歴史的方向性 野村秋介と筑紫哲也 〜宮崎哲也の発言から 江藤淳と吉本隆明 〜意外な対談 一流同士の理解 〜相違点を踏まえて相手を受け入れる 気になったら読んで欲しい本 筑紫哲也『若き友…

宗教における理想社会の過去志向/未来志向 〜仏教・イスラーム・儒教、キリスト教

宗教における過去志向と未来志向 社会批判と過去志向・未来志向 年齢における過去志向と未来志向 宗教における過去志向や未来志向 過去志向の宗教 〜仏教、イスラーム、または儒教 未来志向の宗教 〜キリスト教 案外普遍的に思える過去志向と未来志向 気にな…

創文社廃業の私的衝撃

創文社の廃棄 学術出版と大学 創文社の偉業 ウェーバー『経済と社会』 トマス・アクィナス『神学大全』 『ハイデッガー全集』 大手出版社と学術出版と漫画 気になったら読んで欲しい本(というかほぼ創文社の本) ウェーバー『経済と社会』 トマス・アクィナス…

保守と左翼の違いと類似点 〜歴史への志向性と社会への批判

保守と左翼の相違点 保守と左翼 〜なにが違うの? 共通する観点 〜現状の社会への批判 相容れない観点 〜歴史的志向性の違い 気になったら読んで欲しい本 浅羽道明『右翼と左翼』 西部邁『日本の保守思想』 西部邁『保守の真髄』 西部邁,佐高信『難局の思想…

伝統や文化はその都度によって創られる? 〜守るべき歴史の困難

国家的オリジナリティとしての歴史や伝統への疑問 『創られた伝統』 スコットランド高地地方の衣装 植民地支配下のインドにおけるインド文化の形成 新しかったり、外から作られたりしている伝統や文化 気になったら読んで欲しい本 ホブズボーム『創られた伝…

歴史的伝統/文化のための保守の立場 〜国家的オリジナリティとしての歴史

歴史的立場としての保守 相容れないはずの保守同士の立場 変わりゆく政治権力や社会制度 近代 〜歴史による自分たちの出所説明 世界標準化した近代ヨーロッパ的価値観 〜非ヨーロッパ諸国の出所説明の必要性 母国的価値観とヨーロッパ的科学文明の必要性 均…

政治的保守と経済的覇権主義 〜大きな経済は守るが、歴史や文化や小さな経済の生活者は守らない?

最近の政治的保守 保守の立場 〜自らで明確化、歴史的文化 今の政治的保守とは 経済第一主義の保守 〜もしくは経済的覇権主義 経済第一主義にとっての歴史や文化 〜非効率な金にならないもの 経済第一主義が保守の理由 〜国民の生活を守るためには経済を守る…

保守の立場の困難性 〜反対によるまとまり、自らで明確化、文化/歴史的踏襲

保守の立場とは 新興勢力への反対としての保守のまとまり 日本の場合 〜共産主義への反対というまとまり 保守勢力と政治権力 〜敵か権力によってまとまる類似 保守の基準その① 〜自らで明確にする 保守の基準その② 〜日本文化を踏襲する 気になったら読んで…

保守の立場とその恣意性 〜新しいものに反対するから保守なのだ

保守の立場について 保守の原点 〜市民社会と封建社会 保守の守るものとは 〜その難しさ 対立する保守すべき過去 〜理想の過去は一致しない 明確な基準なき保守主義 〜新しいものへの反対とその正当性 気になったら読んで欲しい本 バーク『フランス革命につ…

フランス革命と保守主義の誕生 〜既成秩序の破壊への反対

フランス革命と保守主義の誕生 フランス革命と大混乱 フランス革命と保守主義 〜エドマンド・バークの『フランス革命についての省察』 イギリスと保守的風土 気になったら読んで欲しい本 バーク『フランス革命についての省察』 池田理代子『ベルサイユのばら…

空気を読むことと現代的なメディア状況 〜短く軽い制限とポストモダン

空気を読むこととメディア 伝播性と専門性 長大な情報源と簡潔な説明 短い表現と記号的差異化 共同体と想像的世界 気になったら読んで欲しい本 丸山眞男『現代政治の思想と行動』 丸山眞男『超国家主義の論理と心理』 島田紳助『自己プロデュース力』 ヘーゲ…

空気を読む、という日本特殊論の背景 〜中心と周縁の思想的自覚の差

日本特殊論とその背景 〜中心たるヨーロッパと周縁たる日本の自覚の差 近代化の原点としてのヨーロッパ 〜世界に行き渡るヨーロッパ的価値観 ヨーロッパが自らを語ること=普遍性の自覚 日本が自らを語ること=普遍性ではない特殊性の自覚 非ヨーロッパ圏とい…

空気を読むという、日本的現象の社会/歴史的原因 〜情緒的文化圏、無階級社会、近代的大衆社会

空気を読むという、日本的現象の社会/歴史的背景 ヨーロッパの論理的文化圏と、日本の情緒的文化圏 ヨーロッパの階級と日本の無階級 近代化にともなう人間の大移動 〜大衆の問題 気になったら読んで欲しい本 ウェーバー『音楽社会学』 中島義道『ウィーン愛…

空気を読むことと専門性と伝播性 〜果たして空気を読むことに対抗できるのか

空気を読むことに対抗できるのか 空気を読むことと非専門性 空気を読むことを批判することまでが、空気の中に絡めとられる 空気に対抗すべき原典の思考 気になったら読んで欲しい本 丸山眞男『現代政治の思想と行動』 丸山眞男『超国家主義の論理と心理』 ヘ…

経済システムの変化と社会/政治システムの変化 〜フランス革命による貴族から市民への転換

経済システムの変化と社会/政治システムの変化 経済システムの変化とフランス革命 フランス革命による社会システムの変化 絡み合う経済と社会のシステムの変化 気になったら読んで欲しい本 池田理代子『ベルサイユのばら』 アシュトン『産業革命』 テュルゴ…

女性労働者への扱い。初期資本主義社会における工場労働者と女性の立場 〜より安価な労働者へ

経済構造の変化による転落の姿 社会主義者と共産主義 当時の労働者の姿を描いた風俗誌 安価な労働者への転落 女性労働者への扱い 気になったら読んで欲しい本 エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』 次回/前回の内容 次回の内容 経済システムの変…

労働者への非情な態度、その原点。初期資本主義期の工場労動環境 〜カイゼン主義者オウエンと政治家の反応、及び子供の扱い

オウエンの労働環境改善とその現状への態度 オウエンの工場改革 〜工場環境と対策内容 労働環境改善への社会的働きかけの内実 〜問題なしとされる政治的判断 気になったら読んで欲しい本 『オウエン自叙伝』 次回/前回の内容 次回のお話 女性労働者への扱い…

沢尻エリカと大河ドラマとNHKと 〜撮り直しは逮捕されたからといって必要なのだろうか

【本文】沢尻エリカと大河ドラマとNHK 芸能人の不祥事と自粛 TVと宣伝広告とスポンサーと番組 NHKと受信料と制作費 具体的な問題の程度と、合理的判断/空気を読む 気になったら読んで欲しい本 丸山眞男『現代政治の思想と行動』 丸山眞男『超国家主義の論理…

ダーウィンの進化論へと影響した思想や本と社会理論 〜自身の見聞、ライエルの地質学、そしてマルサス主義と社会ダーウィニズム

ダーウィン進化論の3つの土台と、進化論の社会適用について 1.『ビーグル号航海記』におけるダーウィン自身の見聞 2.地質学者ライエルと、その本『地質学原理』 3.経済学者マルサスの考え方と、その本『人口論』 進化論の社会科学的側面 〜マルサスの無慈悲…

社会進化論と弱肉強食 〜自然から社会へ? もしくはスペンサーの社会的ダーウィニズム

スペンサーと社会進化論 イギリスと功利主義と経済学と社会進化論(みな弱肉強食?) ダーウィニズム 社会的ダーウィニズム スペンサーの影響力 気になったら読んで欲しい本 ダーウィン『種の起源』 スペンサー『ハーバート・スペンサー コレクション』 カーネ…

社会契約と功利主義 〜社会を運営するための2つの考え方/理論

社会契約と功利主義 ベンサムの生理的と思える功利主義 社会の中心の措定 〜個人か個人を越えるものか 経済学と功利主義 〜神の見えざる手と個人の自由 気になったら読んで欲しい本 『世界の名著 ベンサム/J.S.ミル』 土屋恵一郎『怪物ベンサム』 ルソー『社…

政治の在り方と民主主義 〜神/天から人、人格から能力、本音から建前

近代以前からの政治原理の移り変わり 為政者自信をつっつく 〜道徳 人格より実力 〜マキャヴェリズム 人の手による政治 〜民主主義と選挙 みんなの意見 〜社会契約 気になったら読んで欲しい本 丸山眞男『日本政治思想史研究』 マキャヴェリ『君主論』 ルソ…

イメージと判断。イメージ上位の政治的決定 〜覆い隠される具体的諸問題

消費社会による社会全体のイメージ化と社会的判断 イメージ化の政治利用 論壇プロレスとキャラクター化 イメージ的決定と具体的政治結果としての影響の波及 気になったら読んで欲しい本 リップマン『世論』 次回/前回の内容 次回の内容 政治の在り方と民主主…

TVと政治家。商品からズレていくイメージ化の働き 〜政治も、社会的発言も、イメージ化されていく…

社会全体のイメージ化 〜政治までもイメージ化された 経済システムと消費社会 TVと政治家 政治家自らの広告/物語化戦略=イメージ化 気になったら読んで欲しい本 久米宏『久米宏です。ニュースステーションはザ・ベストテンだった』 島田紳助『いつも心に紳助…

新旧『ガンダム』に描かれた遠い国の戦争と、フィクションの中の戦争 〜具体性からパターン化による安心

キャラ化=イメージ化した戦争とは 戦争の具体性とイメージ 富野由悠季の具体性 キャラ的キャラクターの悲惨な戦争 具体的な戦争からパターン化された戦争像へ 我が事から他人事へ 富野由悠季の『機動戦士ガンダムSEED』への発言例 気になったら触れて欲しい…

『ガンダム』における人物像の実存からキャラへの変化 〜その時代背景との影響関係?

『ガンダム』における実存とキャラクター 私小説的キャラクターの実存性 実存的キャラクターの社会的背景 〜60年代の学生運動 学生運動後と『機動戦士ガンダム』 情報化社会とイメージの実体化 内面のリアリティ 〜実存からキャラへ、似姿から願望へ…? 気に…

太平洋戦争後の『機動戦士ガンダム』とアフガニスタン・イラク戦争中の『機動戦士ガンダムSEED』 〜戦争を描く際の、主眼となる主人公像

ガンダムにおける戦争表現について ガンダムという作品と商品 〜新世代のガンダム 新旧世代ガンダムの戦争表現 戦争利用される心優しきニュータイプ 遺伝子操作された超人的新人類コーディネーター 新旧世代の主人公像の差 気になったら見て欲しい作品 『機…

現実のイメージ化に対する、フィクションというイメージ 〜フィクションは現実の表象を批判する

戦争という具体的なものとイメージ 大衆自らのイメージ化 フィクションの創作によるイメージ化の推進 イメージ化に対抗する、フィクションの側からのイメージ化 〜『機動戦士ガンダム』の場合 新しい戦争時代のガンダム 気になったら触れて欲しい作品 富野由…

戦争と物語の困った関係 〜国民は壮大な予告編に抗えなかった?

戦争のイメージ化 商品のイメージ化、及び物語化 構造的な物語(プロップ) キャラクターの役割(グレマス) 戦争の構造的な物語化(9.11の場合) 壮大な予告編 気になったら読んで欲しい本 グレマス『構造意味論』 大塚英志『キャラクター小説の作り方』 ボードリ…

イメージとその背景である事実 〜具体性はどこにある?

さて、資本主義の運動はとどまることを知りません。事実上他の選択肢はありませんので、なんとか上手くいくように制御していくくらいが精一杯のようです。で、その一つに生産から消費への転換があったみたいですね。商品はじゃんじゃん生産しますが売れない…