日々是〆〆吟味 

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

社会

自分探しでカリスマ(暗示者)を求めてるのが群衆状態? 〜自分探しと自我の喪失

人間の成長と近代/未開社会の成長の境界線と自我の探求と自分探し 人間の成長と自我の確立 【ウィトゲンシュタイン全集『哲学探求』】 未開社会の成長と通過儀礼 【ヘネップ『通過儀礼』】 近代社会と通過儀礼の喪失 〜成長の境界線の行方 【江藤淳『成熟と…

我を失う/作るっていうのは似てること? 〜自我形成と群衆状況の自我喪失

自我の形成と群衆における自我喪失 フロイトの群衆と自我 【フロイト『自我論集』】 【ル・ボン『群衆心理』】 自我の形成と人間の精神 【ヘーゲル『精神現象学』】 思春期と自我の確立 新しい自我モデルの対象者の必要性 【ドストエフスキー『罪と罰』】 自…

【フロイト/群衆】我を忘れて誰かに自我を求めちゃう!? 〜群衆の自我喪失と指導者への自我代替。及び指導者の自我の群衆への感染。

群衆の自我の喪失とそのゆくえ フロイトと群衆 【フロイト著作集】 群衆と自我喪失 【ル・ボン『群衆心理』】 群衆の持つ自我のゆくえ 指導者の暗示と自我の感染 指導者に対する自我の投射 前回のお話 よくわからないものに突き動かされる人間の精神 〜フロ…

よくわからないものに突き動かされる人間の精神 〜フロイトの無意識と社会の不合理の類似性

フロイトの考え方と人間精神の理性・不合理と社会の不合理 ル・ボンとル・ボン以外の群衆理解 【ル・ボン『群衆心理』】 フロイトと無意識 【フロイト『精神分析学入門』】 【フロイト『自我論集』『エロス論集』】 明晰な精神=理性と、不合理な精神=無意識…

大衆と群衆の違いと類似の一応まとめ 〜似てるようで違うような…

大衆と群衆の違いはどのあたりにあるのだろうか 1.具体的な人間を指すものではない。 【柄谷行人『探究』】 2.社会的な現象である。 【デュルケーム『社会学的方法の基準』】 3.社会的な現象を規定する概念である。 【ドゥルーズ/ガタリ『哲学とは何か』】 4…

『デビルマン』(永井豪)に見る人々の群衆化の姿 〜没個性・感染・暗示と宣伝/デマの表現

『デビルマン』と群衆の表現 『デビルマン』に描かれる恐慌状態 【永井豪『デビルマン』】 『デビルマン』の概要 恐慌状態のセリフ 群衆の否定的な面を凝縮した表現 【オルポート『デマの心理学』】 【ル・ボン『群衆心理』】 宣伝とデマ 【レーニン『宣伝・…

コロナウイルスと群衆化 〜私たちは今、群衆と化しているのだろうか?

コロナウイルスという国家の大事件と、群衆化とその先 国家の大事件と群衆 【ル・ボン『群衆心理』】 社会的な大事変と、自然的な大事変 自然的大事変によって変わる社会 【アタリ『1492 西欧文明の世界支配』】 群衆により変わる歴史 私たちは今、群衆と化…

人が直接集まってなくても群衆なの? 〜群衆の問題は人が群れ集まることよりも、それにより変化する心理が問題だ、ということらしい

人々の集まりとしての群衆と、群衆化することにより変化する群衆心理 群衆とは具体的に集まった人々のことだろうか? 【オルテガ『大衆の反逆』】 【ル・ボン『群衆心理』】 ただ人が集まった群衆という形ではなく、群衆となることによって起こる心理の変化(…

私たちは消費者だから群衆になっちゃうの!? 〜群衆操作の手段と広告/宣伝のやり方の類似

群衆の特徴や手段と、消費経済における広告/宣伝 消費者としての群衆 群衆の特徴 〜自己喪失・感染・暗示 【ル・ボン『群衆心理』】 群衆の説得方法 〜断言・反復・感染 政治と群衆的手段 【大塚英志『戦後民主主義のリハビリテーション』】 消費経済におけ…

なんで私たちは群衆になってしまうのだろう 〜宣伝/広告の政治的機能と消費社会。消費者となることで群衆となる。

宣伝/広告の政治的機能と消費社会 前近代的群衆と近代的大衆と、現代 【ル・ボン『群衆心理』/オルテガ『大衆の反逆』】 農業から生産、そして消費の経済システムへ 【ダグラス『儀礼としての消費』】 消費のための意味づけ=価値の生成 政治における宣伝/広…

群衆ってどこにいるの? 〜群衆と政治と文化。群衆は政治的に問題とされ、文化的に演出されているのだろうか?

群衆と政治と文化 群衆と現代 〜共同体的現象と似ているなら、なぜ現代に問題として現れるか? 【ル・ボン『群衆心理』】 【オルテガ『大衆の反逆』】 日常的に出くわさない群衆的状況 〜現代の群衆はスポーツ観戦やライブで起こる? 【ブーイサック『サーカ…

群衆って村人みたいなもん? 〜群衆の特徴と共同体の特徴。これらは似ているのだろうか…

群衆の特徴と共同体的特徴の類似の可能性 近代的現象としての大衆と、共同体的とも思える群衆 【オルテガ『大衆の反逆』】 【アダム・スミス『国富論』】 群衆の特徴と共同体的日本社会の特徴の類似 〜群衆と空気を読む 【『夏目漱石全集』『森鷗外全集』】 …

群衆化の問題と、その対処策という難問 〜これは解決出来るような問題なのだろうか

群衆という問題と対処策の難問 群衆の特徴 【ル・ボン『群衆心理』】 群衆化の問題 群衆に対置されるものはあるか 〜大衆における貴族/エリートに類するもの 【オルテガ『大衆の反逆』】 対処策なき難問か? 【デュルケーム『自殺論』】 【アリストテレス『…

群衆の特徴と集団への埋没 〜個々人は群衆と化すことにより、個人ではなくなる

集団と異なる、群衆の特徴 人の集まりではない、群衆としての特徴 【ル・ボン『群衆心理』】 群衆の3つの特徴 集団に埋没する個人 前回のお話 群衆の持つ歴史的意味とは 〜革命のきっかけとその世界史的意義 - 日々是〆〆吟味 集団と異なる、群衆の特徴 人…

群衆の持つ歴史的意味とは 〜革命のきっかけとその世界史的意義

群衆の持つ歴史的意義 歴史的現象としての群衆 【ル・ボン『群衆心理』】 【オルテガ『大衆の反逆』】 フランス革命と群衆 【池田理代子『ベルサイユのばら』】 【ルフェーヴル『革命的群衆』『1789ーフランス革命序論』】 【フランス革命下の一市民の日記】…

人々の群れと大衆と群衆 〜集まるだけでは大衆でも群衆でもないらしい

人々の群れと大衆と群衆 大衆と社会システムの変化 【ル・ボン『群衆心理』】 【群衆心理 まんが版】 お互いを確認できる人々の集まり=群衆ではない コミケやライブは群衆か? 具体的に集まった人々の群れとしての群衆 群衆となることで難しくなる個人的態度 …

大衆と群衆、その話始め 〜オルテガとル・ボン

大衆と群衆 〜これらは違う考え方らしい 生活様式の変化と大衆 【オルテガ『大衆の反逆』】 【テュルゴー『富に関する省察』】 有象無象の人の群れ、大衆 【ドーア『学歴社会 新しい文明病』】 大衆以前の人の群れ、群衆 【ル・ボン『群衆心理』】 前回のお…

能力と質の担保とフォロー体制 〜ネット世界の事務所や編集者の可能性と必要性

質の担保とフォローの必要性 送り手と受け手のバランス 〜空白の余地と飽和状態 質の担保と飽和状態 〜競争の発生 【吉本隆明『情況としての画像』】 質の担保とそのフォロー 〜事務所や編集者 【松岡正剛『知の編集工学』『知の編集術』】 自衛の必要性 〜…

新しい小さな自由=無秩序な世界と、旧い大きな既成秩序の世界。または文化における中心と周縁 〜新しい世界から旧い世界の世代交代ってことでしょうか。でもまた新たな世界がせまる…

新しい小さな自由=無秩序な世界と、旧い大きな既成秩序の世界 新しい世界と自由と実力 自由と無秩序 問わぬ参入者と、模索する無茶 小さな無秩序な世界と、大きな秩序ある世界 新しい小さな世界が、広がっていくうちに大きな世界と融合し一部と化す 【山口昌…

新しい世界と自由と能力(TVとネット/YouTube) 〜誰もいないがなにも決まっておらず、自らでやり方を作っていく自由と重圧

新しい世界と自由と重圧 新しい世界 〜誰もいないがなにも決まっていない 自分たちで考える必要のある、新しいやり方 【萩本欽一『なんでそーなるの!』】 【萩本欽一『「笑」ほど』素敵な商売はない】 【小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム】 自由と重圧 …

新しい分野の新しい世代による自分たちの世界 〜先行世代がいないことによって偉くなれる?

素人の時代の出演者と視聴者 〜新しい分野の新しい世代による自分たちの世界 新しい世代とその住人 視聴者(ファン)としての新しい世界 ファン層の優越化 【吉本隆明『全マンガ論』】 【呉智英『現代マンガの全体像』】 【淀川長治,山田宏一,蓮實重彦『映画千…

TVからネット/YouTubeへの変化と回帰的推移の可能性 〜素人と玄人、もしくは空白の余地と飽和状態の熾烈な競争

TVからネット/YouTubeへの変化 〜空白の余地と飽和状態の競争 TVの素人の時代とネットの素人の時代(前回のお話) 【吉本隆明『情報としての画像』】 敷居の低いネット世界 プロフェッショナルの参入 確立されたTVの芸道世界と新たなネットの芸道世界 かつてあ…

TVとネットとYouTube 〜素人の築いた圧倒的な実力のTV世界=芸の本道と、新たな素人の場たるYouTuber。もしくは古い素人の時代と、新しい素人の時代

大御所となった、素人と呼ばれたかつての若者たち 【吉本隆明『情況としての画像』】 虚名ではなく、確固たる実力を身につけたかつての素人たち 芸道の新たな基準となった、かつての素人たちの築いたTV世界 【筑紫哲也『若者たちの神々』】 学校(NSC)とお笑…

TVと80年代と素人の時代 〜街のあんちゃん(とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ヒロミ、森脇健児…:普通の人)がメディア(TV)に出るようになった。と、吉本隆明の話

吉本隆明と80年代のTVと素人の時代 大衆の併走者としての吉本隆明 【吉本隆明『マチウ書試論・転向論』】 80年代と素人の時代 〜修得に長年かかる神技の芸と、いきなり出来る素人の芸 【吉本隆明『情況としての画像』】 【吉本隆明『ハイ・イメージ論』】 【…

大衆(生活者?)とかけ離れた思想 〜頭でっかちでは困ります、ってことでしょうか。

大衆(生活者?)とかけ離れた思想 自立的な思想と組織化された思想 転向した人と転向しなかった人 【吉本隆明『マチウ書試論・転向論』】 生活者(大衆)からかけ離れた見識と判断 【踊る大捜査線】 大衆にすり寄る者たち 【大西巨人『新生 大西巨人文選1』】 前…

大衆(この場合庶民か?)生活と階級的貴族生活 〜あまり平均的な生活を知らない人が決定権を持つ地位に座ることも問題があるかもしれない

大衆(この場合庶民か?)生活と階級的貴族生活 大衆から逃れた、階級的貴族の生活 【村上篤直『評伝 小室直樹』】 階級的貴族二世と実利生活 【J.S.ミル『ミル自伝』】 階級的貴族二世と組織の継承と社会的地位 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆(この場合庶民…

メディアと大衆と統合 〜メディアは見知らぬ人々をまとめあげ、もし拒絶したら孤立する?

マスメディアと大衆化 メディアから逃れることと集合表象 【デュルケーム『宗教生活の原初形態』『自殺論』】 マスメディアと話題のタネ 【宮台真司『14歳からの社会学』】 メディア/集合表象の拒絶→アノミー化の危険 メディアによる見知らぬ者同士の統合 【…

マスメディアと大衆 〜逃れえぬものとしてのマスメディア

大衆(マス)メディアとしての世界 広がる世界と知らない情報と伝えるメディアと大衆 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆状況(=メディア影響下)から逃れることの困難 【カプフェレ『うわさ』】 マスメディアの良いところ マスメディアと大衆と個々人の関係はいか…

大衆社会の中に生きる私たち 〜広がった世界と情報化社会の中の大衆と〝私〟

世界の広がりと情報化社会と大衆 マスメディア・マスコミュニケーションの中で生きる私たち 【マクルーハン『メディア論』】 大衆として規定されていく私たち 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆と大衆以外への自己規定の軋轢 前回のお話 庶民から大衆への変化…

庶民から大衆への変化と情報化社会 〜メディアが当たり前になって庶民は大衆になった?

庶民から大衆への変化 【100分de名著 オルテガ『大衆の反逆』】 大衆の原像=自足自律した生活様式=庶民? 庶民の転向と情報化社会 【柄谷行人『ダイアローグ』】 大衆と情報化社会 【オルテガ『大衆の反逆』】 前回のお話 大衆と選ばれた少数者と普通の人々 …