日々是〆〆吟味

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

本-哲学

アリストテレスの宇宙論の世界観を打破するために用意された経験的に確かめられた天文データの蓄積と望遠鏡による新しい宇宙観

アリストテレスの宇宙観と打破するための道具としての望遠鏡と蓄積されたデータ 中世末期とアリストテレス ガリレオの登場とその背景 【ガリレオ『新科学対話』】 アリストテレスと経験の学 【アリストテレス『動物誌』】 【アリストテレス『自然学』『宇宙…

中世とは論理学上位の価値観の世界であったが、暗黒時代と後世に呼ばれた中世から脱出することとなったアリストテレス的ではない新しい宇宙観

中世の価値観や論理学上位からの脱出と新しい宇宙観 中世と論理学と暗黒時代 中世批判と暗黒時代 【山内志朗『普遍論争』】 【エラスムス『痴愚神礼讃』】 中世批判と新しい見方 【プトレマイオス『アルマゲスト』】 新しい宇宙観の誕生 【ガリレオ『天文対…

中世ヨーロッパの暗黒時代のイメージと裏腹に、高度に維持・発展させられていた中世論理学の意義と、物事の認識のために必要な基礎となる論理学と数学との違い

中世における論理学の意義と物事の認識の土台となる論理学と数学の違い 論理学と基本教養 【アリストテレス全集1,2】 現代の数学のような中世における論理学の地位 【ブロック『王の奇跡』『封建社会』】 【中世思想原典集成19】 論理的世界観としての中世 …

アリストテレスの時点で相当の完成を達していた道具としての論理学=オルガノンと、現在まで残るアリストテレスの著作における数奇な運命の経緯

アリストテレスと論理学とその著作の経緯 思考と論理と言葉 アリストテレスと論理学 【出隆『アリストテレス哲学入門』】 【カント『純粋理性批判』】 完成されているアリストテレスの論理学 アリストテレスの著作の経緯 オルガノン=道具としての論理学 【ア…

体験の個人的意味の価値と論理的説明による妥当性に対するズレと、論理で覆いつくせない問題を論理として捉えてしまう他者意識に欠ける人間の思考

辛い体験と論理的な説明や解決というもののズレと、論理で覆い尽くせない問題を論理によってしか考えることのできない人間の思考 考えてもわからない問題の悩み 論理的に正しいとも間違っているとも正しく説明出来る論理というもの 【カント『純粋理性批判』…

人間が経験することによって認識が可能な科学的に存在しうる世界と、経験を超えた領域へ哲学的思考によって捉えられる世界の違いによる、科学者と哲学者の相違

経験世界の科学と思考能力の向かい先を見る哲学者 理解出来る領域としての経験世界 【ロック『人間悟性論』】 経験世界に限定して考える科学 【カント『純粋理性批判』】 哲学者と科学の微妙な関係 〜経験世界以外も人間は考える 【ヘーゲル『精神現象学』,…

矛盾とは認識できない領域への思考である哲学や思想へといざなう日常的な契機となる ~論理的解決では果たされず残されるままの矛盾

矛盾や認識不可能な領域への思考と哲学や思想への日常的な契機 哲学や思想と矛盾や認識不可能な領域 【デカルト『省察』】 解決不可能な問題と理性の宿業 例:ー好きな人はなにを思うだろう 【柄谷行人『探究』】 他人事のような論理的解決と、我がこととして…

よくわからない世の中の不思議と最終的に理解不可能な領域の問題に対して意識してしまう社会構造の中の私 ~もろもろの問題を意識させられる要因は変化しても、また新たな問題が意識させられる

世の中でわからないことと気にしてしまうこと 〜でも気にしなくなったって別の新しいものが現れる? 世の中のたくさんなわからないこと 【クーン『科学革命の構造』】 最終的にわからない領域 【カント『純粋理性批判』】 社会の中で気になる事柄 〜わからな…

人間の理性をもってしては神を認識することはかなわない限界と問題 ~神は何者であるかのように理解できず否定によって捉える=否定神学と同時に、人間の理性でとらえきれぬために闇のようになる

神の認識のための人間理性の限界 〜神は何者であるかのように理解できず闇のよう 人間の認識能力の限界と扱わざるを得ない問題 【カント『純粋理性批判』】 神という大問題 【リーゼンフーバー『中世思想史』】 認識不可能な神への認識方法 〜神は何者でない…

考える力を持つ人間の思考能力の可能な領域と限界 ~人間の考える力は言葉によって論理的に行われるが、論理的な方法では最終的な決着をつけれず経験的な領域に限られるべきだが、それを超えて考えてしまう

考える力を持つ人間の思考能力の可能な領域と限界 ~人間の考える力は言葉によって論理的に行われるが、論理的な方法では最終的な決着をつけれず経験的な領域に限られるべきだが、それを超えて考えてしまう とりあえず考え出される概念 直接知ることの出来な…

アイデンティティとはその意味をわかりやすく簡単に言うならば人間の精神をまとめあげる機能である ~種々雑多な意味ある情報を〝この私〟によってばらけないようにまとめる精神機能

アイデンティティとはその意味をわかりやすく簡単に言うならば人間の精神をまとめあげる機能である ~種々雑多な意味ある情報を〝この私〟によってばらけないようにまとめる精神機能 エリクソンのアイデンティティ 【エリクソン『幼児期と社会』】 アイデン…

事実とは異なる意味の現れ方:事実を超えて仮定される意味概念 ~人間の精神の事実からなるメカニズムと、あたかも本当にあるかのような〝私は私〟に対する想像力

事実とは異なる意味の現れ方:事実を超えて仮定される意味概念 ~人間の精神の事実からなるメカニズムと、あたかも本当にあるかのような〝私は私〟に対する想像力 人間の精神にオリジナリティはあるの? 外から与えられ形作られ、組み合わせにより新しいもの…

人生の選択としての可能性と宿命:もしくはヘーゲルにおける無限と有限 ~人間は無限なものとして可能性が開かれているが、何者かになることによって有限な存在となり、そして有限なものを積み重ねていくことで再度無限な存在となる

人生の選択としての可能性と宿命:もしくはヘーゲルにおける無限と有限 ~人間は無限なものとして可能性が開かれているが、何者かになることによって有限な存在となり、そして有限なものを積み重ねていくことで再度無限な存在となる 人間の人生と選択 【小林…

オリジナリティの意味する偶然的結果としての〝この私〟と必然的人生としての宿命 ~決して一致しない個々の人間精神を越える唯一の存在として認識してみなされる〝この私〟

オリジナリティの意味する偶然的結果としての〝この私〟と必然的人生としての宿命 ~決して一致しない個々の人間精神を越える唯一の存在として認識してみなされる〝この私〟 個人というもののオリジナリティ 【エリクソン『自我同一性』】 決して一致しない…

オリジナリティは何か、という同じ精神の形成過程をへる個人としての問題 ~みんな同じ人間精神のメカニズムと具体的な個別性

みんな同じ人間精神のメカニズムと具体的な個別性 ~同じ精神の形成過程をへるならば個人としてのオリジナリティは何かという問題 人間としての精神にそそがれるもの 【カント『純粋理性批判』】 人間みな同じの精神メカニズム? 【ヨブ記】 同じ人間の中の…

物事の捉え方を変えることが難しいように自分の見方に縛られる ~自分の観点の固定化と、状態や関係性と共に変化する見方、ひとつの対象に対する複数の見方

物事の捉え方を変えることが難しいように自分の見方に縛られる ~自分の観点の固定化と、状態や関係性と共に変化する見方、ひとつの対象に対する複数の見方 私たちは同じものを同じように捉えるのか 状態によって受け取り方が変わる 関係性の変化にともなう…

みんな一緒の人間観として外部より与えられる経験により形成される精神の複合性 ~精神は外から情報を得るがたとえ同じものから得ても一つだけでなく、また得たものは混ざり合って他と一致しない

みんな一緒の人間観として外部より与えられる経験により形成される精神の複合性 ~精神は外から情報を得るがたとえ同じものから得ても一つだけでなく、また得たものは混ざり合って他と一致しない みんな共通という普遍性 得られるものは経験から 【ロック『…

 自分と同じ人間である理由から逸脱した者への偏見と差別される社会階層を超える普遍的な人間観の意味 ~精神を形成する同一性と同一性の中でおさめてしまう人間観の危険性

自分と同じ人間である理由から逸脱した者への偏見と差別される社会階層を超える普遍的な人間観の意味 ~精神を形成する同一性と同一性の中でおさめてしまう人間観の危険性 別個の精神と同じ精神 〜異なるグラスとそそがれる同じコーラ 個人を超えた共通のも…

人間の精神が形成される根本的な考え方となるイデアや神と経験論 ~目の前のものを超えて与えらるものと目の前のものから与えられるもの

人間の精神が形成される根本的な考え方となるイデアや神と経験論 ~目の前のものを超えて与えらるものと目の前のものから与えられるもの 外から与えられる人間の精神 神やイデア 全知全能の創造主としての神 〜人々の断絶も神はすべて知ることができる 【ト…

人間を形成している同じものから中身のある人間へと至る無数の混ざりあうもの ~交換できることのない個人個人としての人間と混ざりあうものの結果として出来上がる個人

人間を形成している同じものから中身のある人間へと至る無数の混ざりあうもの ~交換できることのない個人個人としての人間と混ざりあうものの結果として出来上がる個人 元のものと同じものと違う存在 交換不可能なものとしての個々人の存在 【君の名は。】 …

同じ条件としての人間集団と個別な個人としての人間存在 ~人間はそれぞれ別でも中身は同じものを与えられているかもしれないが、それでも個々は別の存在

同じ条件としての人間集団と個別な個人としての人間存在 ~人間はそれぞれ別でも中身は同じものを与えられているかもしれないが、それでも個々は別の存在 個々の存在とそれぞれの条件 〜グラスと中身の違い 同一的条件と個々の存在の独立性 〜中身が同じだと…

断絶され独立した個人と似た人としての我々という集団 ~個人主義/集団主義という個人と集団の人間観の変遷とその結果得られ当たり前となった認識

断絶された各個人と同じような我々 ~個人と集団の人間観の変遷 断絶された個人と同じような我々 【柄谷行人『探究』/デカルト『省察』】 個人と全体/集団の人間観 人と違う私 〜演出される特別な存在 共同体と集団主義 キリスト教的人間観と近代的人間観 〜…

自由の原則となる、私の自由はあなたの自由を守るという自他ともに認める意味がある自由 〜個人主義と他人の迷惑と自由が許されるために必要とされる原理原則

個人主義と他人の迷惑 ~私の自由はあなたの自由を守ります 違うあなたと私と、人間みな同じ 【作田啓一『個人主義の運命』】 個人主義と普遍主義 他人への迷惑と個人主義 【ブルーム『反共感論』】 迷惑でなければ放っておけ? 〜自分の自由を守るためには…

他者の主観的認識と断絶と共有により見える人の姿 ~別存在としての私とあなたと私の主観的な像としてのあなたの姿

あなたは私に見えるひとつの姿だけど… 〜他者の主観的認識と断絶と共有 別存在としての私とあなた あなたは私の主観的な像 あなたは私の思う姿のままではいられない 【アリストテレス『政治学』/山川偉也『哲学者ディオゲネス』/ラス・カサス『インディオは…

私が苦しい理由の特別視により理解しなくなる人の苦しみという問題 ~人の心はわからないから自分の苦しみほど他人は苦しんでいないと隠されてしまう他者の苦しみ

〝この私〟の苦しみにより見えなくさせる他者の苦しみ ~私の苦しみを叫べば、あなたの苦しみは消える。私の苦しみの具体性と他者の苦しみの類型化 苦しみとその理由 〜しかし理由はわからないこともある 【ヒューム『人性論』『人間本性論』】 他者と身内と…

人間の認識能力の限界としての苦しみから解放されることと理解 ~社会の諸関係の複雑さに対する自己の論理的思考から導き出せる答えの境界線

〝私〟の苦しみと人間の認識能力の限界 〜わからない、苦しい!そんな思いは人間の理解の限界を越えたところからやってくる? 日常の苦しみや愚痴 【ベイトソン『精神の生態学』】 見えない組織の必然性 【ウェーバー『官僚制』/カフカ『審判』/ベケット『ゴ…

なぜ私だけが苦しむのかという問題と解明されない世界の謎としての苦しみの原因やメカニズム ~苦しい私の人生と、陳腐化されて理解されてしまう逆転

〝私〟の苦しみとその受け入れられ方 〜苦しい私の人生と、陳腐化されて理解されてしまう逆転。私の苦しみは理解されない! 社会に雁字搦めな〝この私〟 〝私〟を叫べば芸術か? 【岩野泡鳴『泡鳴五部作』】 人生の構造/類型的受け入れられ方 苦しみを叫ぶだ…

社会と私の葛藤と戦う意味としての〝私〟表現 ~苦悩する感情の吐露としての私語りとその原因を探す格闘と向き合わないことによるブラックボックス化という隠蔽

社会と私の格闘としての〝私〟表現 ~苦しいのをわかるためにも向き合わなくちゃだめ? 社会と〝この私〟 【アリストテレス『政治学』】 〝私〟を描けば表現か? 苦悩の吐露とその源泉への格闘 【中村光夫『風俗小説論』】 苦悩との格闘の消去 〜ブラックボ…

私の存在意義となる表現と諸関係の織物となる意味 ~世界の中の自分を表現する作品世界の密度としての架空世界と現実社会の模倣世界

がんじがらめに絡めとられた諸関係と作品世界 ~〝私〟はいったいどこに存在しているの? 具体的なもの=諸関係の束の中心みたいな作品? 【ハイデガー『存在と時間』】 がんじがらめに絡めとられた諸関係と、その表現 いちから創られた作品世界とは? トール…

私の居場所の存在しない表層的な理解を示す構造/類型的世界 ~フィクションにおける表現のパターン認識から転用された現実認識より行われる人間に対する類型的理解による無理解と無神経な人の態度

〝私〟の在り方と構造/類型的世界 ~苦しむのはこの私だから? 構造や類型的でない具体的な作品? 【プロップ『昔話の形態学』/東浩紀『動物化するポストモダン』】 いじめとその構造/類型的現象 【山口昌男『いじめの記号論』】 唯一無二の〝この私〟に起こ…