日々是〆〆吟味 

自分で考えていくための参考となるお話や本の紹介を目指しています。一番悩んだのは10歳過ぎだったので、可能な限りお子さんでもわかるように優しく書いていきたいですね。

世の中の話

人々の群れと大衆と群衆 〜集まるだけでは大衆でも群衆でもないらしい

人々の群れと大衆と群衆 大衆と社会システムの変化 【ル・ボン『群衆心理』】 【群衆心理 まんが版】 お互いを確認できる人々の集まり=群衆ではない コミケやライブは群衆か? 具体的に集まった人々の群れとしての群衆 群衆となることで難しくなる個人的態度 …

大衆と群衆、その話始め 〜オルテガとル・ボン

大衆と群衆 〜これらは違う考え方らしい 生活様式の変化と大衆 【オルテガ『大衆の反逆』】 【テュルゴー『富に関する省察』】 有象無象の人の群れ、大衆 【ドーア『学歴社会 新しい文明病』】 大衆以前の人の群れ、群衆 【ル・ボン『群衆心理』】 前回のお…

能力と質の担保とフォロー体制 〜ネット世界の事務所や編集者の可能性と必要性

質の担保とフォローの必要性 送り手と受け手のバランス 〜空白の余地と飽和状態 質の担保と飽和状態 〜競争の発生 【吉本隆明『情況としての画像』】 質の担保とそのフォロー 〜事務所や編集者 【松岡正剛『知の編集工学』『知の編集術』】 自衛の必要性 〜…

新しい小さな自由=無秩序な世界と、旧い大きな既成秩序の世界。または文化における中心と周縁 〜新しい世界から旧い世界の世代交代ってことでしょうか。でもまた新たな世界がせまる…

新しい小さな自由=無秩序な世界と、旧い大きな既成秩序の世界 新しい世界と自由と実力 自由と無秩序 問わぬ参入者と、模索する無茶 小さな無秩序な世界と、大きな秩序ある世界 新しい小さな世界が、広がっていくうちに大きな世界と融合し一部と化す 【山口昌…

新しい世界と自由と能力(TVとネット/YouTube) 〜誰もいないがなにも決まっておらず、自らでやり方を作っていく自由と重圧

新しい世界と自由と重圧 新しい世界 〜誰もいないがなにも決まっていない 自分たちで考える必要のある、新しいやり方 【萩本欽一『なんでそーなるの!』】 【萩本欽一『「笑」ほど』素敵な商売はない】 【小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム】 自由と重圧 …

新しい分野の新しい世代による自分たちの世界 〜先行世代がいないことによって偉くなれる?

素人の時代の出演者と視聴者 〜新しい分野の新しい世代による自分たちの世界 新しい世代とその住人 視聴者(ファン)としての新しい世界 ファン層の優越化 【吉本隆明『全マンガ論』】 【呉智英『現代マンガの全体像』】 【淀川長治,山田宏一,蓮實重彦『映画千…

TVからネット/YouTubeへの変化と回帰的推移の可能性 〜素人と玄人、もしくは空白の余地と飽和状態の熾烈な競争

TVからネット/YouTubeへの変化 〜空白の余地と飽和状態の競争 TVの素人の時代とネットの素人の時代(前回のお話) 【吉本隆明『情報としての画像』】 敷居の低いネット世界 プロフェッショナルの参入 確立されたTVの芸道世界と新たなネットの芸道世界 かつてあ…

TVとネットとYouTube 〜素人の築いた圧倒的な実力のTV世界=芸の本道と、新たな素人の場たるYouTuber。もしくは古い素人の時代と、新しい素人の時代

大御所となった、素人と呼ばれたかつての若者たち 【吉本隆明『情況としての画像』】 虚名ではなく、確固たる実力を身につけたかつての素人たち 芸道の新たな基準となった、かつての素人たちの築いたTV世界 【筑紫哲也『若者たちの神々』】 学校(NSC)とお笑…

TVと80年代と素人の時代 〜街のあんちゃん(とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ヒロミ、森脇健児…:普通の人)がメディア(TV)に出るようになった。と、吉本隆明の話

吉本隆明と80年代のTVと素人の時代 大衆の併走者としての吉本隆明 【吉本隆明『マチウ書試論・転向論』】 80年代と素人の時代 〜修得に長年かかる神技の芸と、いきなり出来る素人の芸 【吉本隆明『情況としての画像』】 【吉本隆明『ハイ・イメージ論』】 【…

大衆(生活者?)とかけ離れた思想 〜頭でっかちでは困ります、ってことでしょうか。

大衆(生活者?)とかけ離れた思想 自立的な思想と組織化された思想 転向した人と転向しなかった人 【吉本隆明『マチウ書試論・転向論』】 生活者(大衆)からかけ離れた見識と判断 【踊る大捜査線】 大衆にすり寄る者たち 【大西巨人『新生 大西巨人文選1』】 前…

大衆(この場合庶民か?)生活と階級的貴族生活 〜あまり平均的な生活を知らない人が決定権を持つ地位に座ることも問題があるかもしれない

大衆(この場合庶民か?)生活と階級的貴族生活 大衆から逃れた、階級的貴族の生活 【村上篤直『評伝 小室直樹』】 階級的貴族二世と実利生活 【J.S.ミル『ミル自伝』】 階級的貴族二世と組織の継承と社会的地位 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆(この場合庶民…

メディアと大衆と統合 〜メディアは見知らぬ人々をまとめあげ、もし拒絶したら孤立する?

マスメディアと大衆化 メディアから逃れることと集合表象 【デュルケーム『宗教生活の原初形態』『自殺論』】 マスメディアと話題のタネ 【宮台真司『14歳からの社会学』】 メディア/集合表象の拒絶→アノミー化の危険 メディアによる見知らぬ者同士の統合 【…

マスメディアと大衆 〜逃れえぬものとしてのマスメディア

大衆(マス)メディアとしての世界 広がる世界と知らない情報と伝えるメディアと大衆 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆状況(=メディア影響下)から逃れることの困難 【カプフェレ『うわさ』】 マスメディアの良いところ マスメディアと大衆と個々人の関係はいか…

大衆社会の中に生きる私たち 〜広がった世界と情報化社会の中の大衆と〝私〟

世界の広がりと情報化社会と大衆 マスメディア・マスコミュニケーションの中で生きる私たち 【マクルーハン『メディア論』】 大衆として規定されていく私たち 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆と大衆以外への自己規定の軋轢 前回のお話 庶民から大衆への変化…

庶民から大衆への変化と情報化社会 〜メディアが当たり前になって庶民は大衆になった?

庶民から大衆への変化 【100分de名著 オルテガ『大衆の反逆』】 大衆の原像=自足自律した生活様式=庶民? 庶民の転向と情報化社会 【柄谷行人『ダイアローグ』】 大衆と情報化社会 【オルテガ『大衆の反逆』】 前回のお話 大衆と選ばれた少数者と普通の人々 …

大衆と選ばれた少数者と普通の人々 〜私たちの生活を支えるのは、選ばれた少数者としての普通の人々であるかもしれない

大衆と選ばれた少数者と普通の人々 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆と普通の人 選ばれた少数者(貴族/エリート)としての普通の人 【100de名著 オルテガ『大衆の反逆』】 戦後経済の担い手だった、優秀な労働者=選ばれた少数者としての普通の人々 【絓秀実『J…

大衆の行き渡る世界と汎ヨーロッパ 〜世界はヨーロッパ化されることによって大衆も当たり前になった?

世界のヨーロッパ化と大衆の世界化 【オルテガ『大衆の反逆』】 大衆は馬鹿ではない 大衆=平均人=普通の人? モラルの喪失 世界のヨーロッパ化に伴う大衆の世界的輸出 前回のお話 未開社会内の認識と文明社会における大衆 〜社会内部に存在する、社会を正確に…

未開社会内の認識と文明社会における大衆 〜社会内部に存在する、社会を正確に認識しない層と権力関係

社会の認識と各々の層 〜未開社会と文明社会 大衆人と未開人 【オルテガ『大衆の反逆』】 【レヴィ=ブリュール『未開社会の思惟』】 未開人の思考とブリコラージュ 【レヴィ=ストロース『野生の思考』】 未開社会における大人と女子供 社会の規則と認識 統治…

大衆と未開人の関係性 〜オルテガ曰く、大衆とは文明社会の中の未開人

文明社会における大衆と未開人 文明社会の中の大衆人 【ヘーゲル『世界史の哲学講義』】 大衆は文明社会の原始人? 【オルテガ『大衆の反逆』】 未開人の特徴と大衆の特徴 【レヴィ・ブリュル『未開社会の思惟』】 前回のお話 頂点の時代によって生み出され…

頂点の時代によって生み出される大衆 〜強大な力と戸惑い

大衆の生まれた頂点の時代 頂点の時代と不安 【オルテガ『大衆の反逆』】 強大な力とその制御 近代社会と合理性 【プラトン『国家』】 【オーウェル『一九八四年』】 前回のお話 大衆と連なる科学者(専門家)の苦悩と皮肉 〜19世紀までの認識 - 日々是〆〆吟…

大衆と連なる科学者(専門家)の苦悩と皮肉 〜19世紀までの認識

科学者(専門家)の苦悩と皮肉 ミミズの頭と専門家 【ニーチェ『ツァラトストラかく語りき』】 生涯を賭けた結果と、他の可能性 【小林秀雄初期文芸論集】 【ヘーゲル『精神現象学』】 科学者自身の自己認識 【エンゲルス『反デューリング論』】 【オルテガ『…

大衆と専門家 〜専門家は非専門領域のおいても専門家的態度をとり、大衆の典型と化す

大衆と専門家 【オルテガ『大衆の反逆』】 専門家と訓練 専門家の非専門領域での大衆的態度 逸脱した態度を避ける術 【吉本隆明,糸井重里『悪人正機』】 大衆と選ばれる者 前回のお話 大衆と慢心しきったおぼっちゃんと地方のお殿様と政治 〜世襲と慢心 - 日…

大衆と慢心しきったおぼっちゃんと地方のお殿様と政治 〜世襲と慢心

慢心しきったおぼっちゃんとしての大衆と、地方のお殿様としての政治家 お殿様としての現代政治家 〜柄谷行人の意見 おぼっちゃんとお殿様と政治 〜慢心はあるかないか 気になったら読んで欲しい本 柄谷行人『政治と思想』 ミヘルス『政党政治の社会学』 オ…

大衆と幼児的支配 〜あたかも子供が支配しているようだ、ということらしい

大衆と幼児的支配 子供らしい特徴としての大衆 大人であっても子供らしい特徴のままの大衆 幼児支配的な大衆支配 気になったら読んで欲しい本 オルテガ『大衆の反逆』 次回/前回の内容 次回の内容 大衆と慢心しきったおぼっちゃんと地方のお殿様と政治 〜世…

大衆が持つ、目の前の世界/社会を当たり前とみなす享受的態度 〜世界/社会の維持に労力を払わない

当たり前の世界/社会と、食い尽くす大衆 当たり前のものとしての世界/社会 不断の努力による建設と維持 目に見えない社会の背景と、享受するだけの大衆 気になったら読んで欲しい本 オルテガ『大衆の反逆』 次回/前回の内容 次回の内容 大衆と幼児的支配 〜…

大衆に選ばれる者=指導者 〜私たち、という理由で選ばれる自らに多くを課さない指導者

大衆と選ばれる者 選ばれた少数者 〜貴族・エリート 私たち、という大衆 自らに自閉する大衆の思想 選ばれた大衆人 〜自らに多くを課さない指導者 気になったら読んで欲しい本 オルテガ『大衆の反逆』 カント『純粋理性批判』 ニュートン『プリンキピア』 吉…

大衆と対置される、少数者が自らに課す義務と要求 〜人目につく表現者と見えぬ人々

表現者における少数者と大衆の対比例 知らない世界と偉い人 熟知した世界と偉い人 偉い人の持つ明確な高水準と自らへの要求 目につかぬ世界で重要な席に座っている人の可能性 少数者と大衆の関係 気になったら読んで欲しい本 オルテガ『大衆の反逆』 次回/前…

世に満ちた大衆と埋没される少数者 〜オルテガ『大衆の反逆』話始め

大衆という問題のはじまり 近代的現象としてのアノミーと大衆 〜都市への大移動の結果 オルテガの『大衆の反逆』 大衆という問題 〜自らに責務を持たない大勢の人々 気になったら読んで欲しい本 オルテガ『大衆の反逆』 デュルケーム『自殺論』 次回/前回の…

近代社会の歴史的帰結としてのアノミー 〜これが我々の生きる世界?

アノミーと現代社会 転校や転勤・異動という社会的変化 日常的に起こりえるアノミー? 歴史的変遷の帰結としての近代社会とアノミー 気になったら読んで欲しい本 デュルケーム『自殺論』 作田啓一『価値の社会学』 次回/前回の内容 次回の内容 大衆の満ちた…

アノミーとデュルケームの『自殺論』 〜変化、孤立、混乱、無規範…

アノミーとはなんだろう 社会学の建設者 デュルケーム 自殺の統計分析『自殺論』 アノミー型自殺とその要因 アノミーへの対策 気になったら読んで欲しい本 デュルケーム『自殺論』 デュルケーム『社会分業論』 次回/前回の内容 次回の内容 アノミーと近代社…